blog/2012-09-04
真実への想い
今日は、久しぶりに書店へ行ってまいりました。
精神世界の棚を見れば「アセンション」や「聖書の暗号」
「3.11人口地震説」「日月神示」「ユダヤ=日本人」等々
余程、この世の終わりが怖いのか、知りたいのか、本が売り
たいのか。目的がわからない本ばかりが、所狭しと並んでい
ました。そんなにこの世からの滅亡が怖いのでしょうか、人
間は誰でもいつか死滅してしまいます。死亡率は100%な
のです。
精神世界に身を置くものが何を騒ぎ立てているのでしょうか
それ程本の売り上げ、印税収入が欲しいのでしょうか。
精神世界に生きる者は、魂が永遠に不滅であるという事を散
々主張している訳で、この世の生に執着することばかりでう
んざりというか、不思議でなりません。
しかし、そんな作り話の名手達の絵空事は残念ながら予言通
りにはいかないものです。
代表的なマヤ暦による地球最後の日が2012年12月などと
いう超俗説は既に消滅に等しく今年の12月は、年末であるこ
とのみが確実に言えることで他に何かが起こるなどと殆ど理解
の域を超えているのです。
この三次元の世に生きる人間には、時を前提とした「命」が与
えられているのです。この「命」の消滅は、多次元界に移行す
る最大の機会とも云えます。又、再びこの三次元界に戻ること
は可能です(不変的輪廻転生)さらに、現在の自分に生まれ変
わる事(再誕的輪廻転生)可能ならしめるのです。
つまり、少なくともこの世での滅亡は、魂の消滅を示すもので
はありません。この事を解き明かすべきはずの人々が、いや、
えせ預言者達は己の経済的欲望もしくは売名欲を満たすために
己が名前でライターの書いた物語を世に出す姿こそこの世の断
末魔といえるのです。
私達は、自然というカミと一体化し在るが儘為すが儘で生きよ
うではありませんか、
人間が支配目的で作った社会と経済、私も残念ながらこの世で
生きております。しかし、いつか胸を張り自然のままに生きて
行ける世になるであろうと信じています。