blog/2012-07-20
正義という欺罔行為
前回にも諸兄に問いかけました。消費税を上げることが正義ですか。
大マスコミや経済団体そして誰より日本国の支配者官僚群が正義とし
ている。消費税を上げないと税収が減り国債という借金が増え国債を
買ってもらうために金利を上げる、その結果、通常金利が上がり企業
が資金調達に窮するそうだ、やはり、頭のよい方々は複雑なことを考
えられる。消費税率を安直にあげる前に景気を良くする方策を講じれ
ば良いのでは?私は、非常に単純低能な思考回路しか持ち合わせてい
ないので、日本銀行さんに紙幣の大増刷をお願いし、銀行を通じて低
金利の融資を企業や個人向けに積極的に行い全体的な消費を促し、所
得税他様々な税収が見込めるのではないのでしようか、景気回復を後
回しにして、日本の経済が立ち直るのでしょうか?
第一、 消費税を上げ、税収があがっても、使途を決めるのは、官僚な
んです。政治家は選挙で変わり政権が変われば政策も変動します。つ
まり溢れた税収という金銭は官僚の恰好の餌食なのです。これを正義
とするため大マスコミは消費税率引き上げが然も正義のごとく論評し
これに反対する政治家の行動を単なる裏切り者として扱い、消費税率
引き上げの是非を論議することを避け、単なる政局問題に転嫁してし
まう。政治評論家や果ては、知ったかぶりも甚だしいお笑い芸人に
まで裏切り行為を責めるコメントをさせる。これに、大半の視聴者は
無批判に納得していることが恐ろしい。
今まで、アメリカの言いなりになって事無きを得ているのは小泉元総
理だけだろう。この事に気を良くしている息子氏は既に天下を取った
ような口ぶり、将来の言いなり総理になるべくマスコミもインタビュー
を欠かさない、歯の浮くようなサービス振りである。今度は、日本の
何をアメリカに明け渡すつもりなんだろう。まるでブッシュ親子のよう
に石油と戦争で多くの人の血を我が欲得の餌食にしている光景が垣間見
えるようです。野田首相とて同じ、あの何者かに憑りつかれているよう
な、あの顔は尋常ではない、そして、支える振りをしている悪相コンビ
仙石、岡田の両氏に至っては最悪である。民主党が二度と政権に返り咲
く事などあり得ないから何とか総理大臣になりたいという野望のみだけ
しかない。国民の事など欠片も考えていない。己の名誉と保身、醜い
どうせ用が無くなれば何らかの形で抹殺されるだけなのだ。
多くの国民に訴えたい、本当の正義とは何なのかを考える時ではないの
でしょうか。